紅茶文庫

ややななめの視点から、やさしい語り口で元引きこもり・元早大文構生が語ります。要するに読者をかなり意識した雑記です。

2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

【ちょっと宅浪してみた】第二話 ごろごろ、ごろごろ、にこにこ、ごろごろ。

前回までのあらすじ 【ちょっと宅浪してみた】 第一話「ニートよ、大志を抱け」 - 紅茶文庫d-rimshot.hateblo.jp 大学をやめてニートになったけど、有村架純と結婚できる気がしている。 ちょっと優雅すぎちゃった生活 僕は、何かをはじめるのが人よりおっそ…

終わらない物語

はじめて、裁判傍聴に行ってきた。こんなブログ、エッセイなんてふわふわしたテーマで書いてないで、裁判傍聴ブログにしてやろうかしらと思うくらい、ハマった。どっと疲れた。母による3歳の一人娘殺人未遂の事件が、とても重かった。(夫であり父が泣きなが…

夏はいつからか、僕なりの答えを

花火大会のカレンダーがスーパーに貼られていた。毎年、わりと大きな花火大会が、家から自転車で行ける場所で行われる。 僕は基本的に、(人混みを除いて)そういうのは好きなんだけど、年によって行けたり行けなかったり、行ったんだけど楽しめなかったり、…

【ちょっと宅浪してみた】 第一話「ニートよ、大志を抱け」

大学の退学届を見たことがあるだろうか。 大学によって違うだろうが、僕の見たことのあるものは、 高校生までで見た、「保護者会参加表明」のプリントとそっくりだ。 生徒氏名、保護者氏名、印鑑。 その3点さえ揃えれば、「居なくなる権利」が得られる。 そ…

朝焼けが告げるメリーバッドエンド

夕焼けなら明日は晴れ、朝焼けなら雨が降るらしい。理由は分からないけど。 (調べたが、説明するほどの頭がないため自習とさせていただきたい。文系乙、である。) 最近生活リズムがグダグダで、朝日を合図に寝ることが多いのですが、 その間に東京で朝焼け…

もう6月だが、大学1年生に言い忘れたことを6つ言おう

ダメな大学2年生が後輩に送る、6つの大学における戦い方。

不器用に0.5を

ずっと不器用に生きてきた。 手先だけの話ではない、 すべてが不器用だったと思う。 小さい頃から運動神経が悪く、工作も得意ではなく、歌も楽器もできるわけではなかった。頭は、ふつう。だが、勉強の仕方は下手だった。勉強時間に対する成績という指標があ…

サンクコストでわかるメンヘラ ―恋愛経済学1

(マイクをごそごそ) あっ、ここ、恋愛経済学の教室で間違いないかな?教授のだいすけです。 出席は取らないし、レポートもない。君も好きなところ座っていいよ。 (もしコメントくれたらA以上をあげます。) まぁ私の自己紹介からしようか、教授っていうの…

アウトプット、は、すべて ―『そこの俺』シリーズ1

ねぇ、そこの俺、 「アウトプットがどんなもんか以外に、人の本質的な価値を決めるものはない」よ。 アウトプットの価値がその人の価値を決めるんだ。ちなみに、ここでいうアウトプットの範囲は広い。こんなブログ、試験の成績、レポート、論文だけじゃない…

あじさいと相合傘

内側にどこか影のある人が好きです。常に太陽の下、濡れたり吹き飛ばされたりせず、まっすぐここまで来た人もいいけど、時に雨や風にさらされて一度こけたりして、でもなんとかここまで来た人が好き。 そういう人と会ったときは、過ぎた嵐の夜について慰めあ…